岸田文雄氏が2021年10月に内閣総理大臣(第100代・第101代)になられて2023年5月現在、
約1年7ヶ月になりますが、長男である翔太郎氏(32)を首相秘書官に起用し、
その長男が「公用車で観光」疑惑で批判されるなど、
自身の政治以外の面で話題になることもあり、
外交問題やコロナ対策についても国民から批判の声が上がることもしばしば…。
歴代総理の時もそうでしたが、メディアでは批判的な報道されることが多く、
実際に岸田氏はどのような功績を挙げられたのか不明確な部分があり、
『総理大臣になって何をしてくれたのか』気になったので、
今回は岸田氏の功績をまとめたものをこちらのブログで紹介していきます。
この記事で分かること
- 岸田文雄が総理大臣に着任されてからの功績まとめ
- 岸田文雄が実現した政策
- 日本国民の声
岸田文雄が総理大臣に着任されてからの功績まとめ
こちらでは岸田氏が総理大臣に着任されてから、
『約1年7ヶ月』間で以下3点が功績として挙げられていました。
経済安保推進法の制定
安保三文書改正
安倍元総理の国葬実施
経済安保推進法とは
経済安保推進法とはどんな内容なのかご紹介します。
国際情勢の複雑化、社会経済構造の変化等に伴い、安全保障を確保するためには、経済活動に関して行われる国家及び国民の安全を害する行為を未然に防止する重要性が増大していることに鑑み、安全保障の確保に関する経済施策を総合的かつ効果的に推進するため、経済施策を一体的に講ずることによる安全保障の確保の推進に関する基本方針を策定するとともに、安全保障の確保に関する経済施策として、所要の制度を創設するもの
具体的には、法制上の手当てが必要な喫緊の課題に対応するため、(1)重要物資の安定的な供給の確保、(2)基幹インフラ役務の安定的な提供の確保、(3)先端的な重要技術の開発支援、(4)特許出願の非公開に関する4つの制度を創設するものです。
内閣府ホームページより
簡単にまとめると、『重要な物資や製品(半導体など)を輸入に頼ること無く、
国産化や別のルートを促進するための法律』です。
ロシアがウクライナ侵攻を行った時、ロシアに対してエネルギー依存していた国はロシアにある程度配慮しなくてはならない状況になっていましたが、
このようなことを繰り返さないようにすることと、
日本の技術開発促進や外資の日本進出により日本の自衛隊重要情報漏えいを防ぐ目的、
日本の土地購入問題などに対応するための法制度です。
特に中国からの日本領土買収が問題になっている昨今、
日本にとってはこの法が柱となりそうです。
安保三文書改正
安保三文書の内容、今回の改定内容についてご紹介します。
こちらは2022年12月に改定されました。
3文書が同時に改定されるのは過去に例がなく、賛否が分かれる結果となったようです。
改定後の内容として、主なポイントはこちらになります。
大きく改正されましたが、大量破壊兵器等の拡散、国際テロや海洋、宇宙、サイバー空間におけるリスクなど国境を越える脅威の出現、貧困、開発課題、『人間の安全保障』に関する問題やグローバル経済のリスクの拡大など問題は山積みとなっております。
安倍元総理の国葬実施
2022年9月27日、安倍元総理の国葬が実施されましたが、
こちらも賛否分かれるなかでの実施でした。
国葬を終えてもなお、説明を問われ、世論調査では「64%が納得できない」と回答されたそうです。
岸田氏は国葬をする理由について4点挙げており、その内容についても納得を得られない形となりました。
<国葬をする理由>
- 首相在任期間が憲政史上最長の8年8カ月
- 経済や外交で実績を残した
- 各国が弔意を表明
- 選挙運動中の非業の死
世の中がこの決定を半数以上納得していないことから、
「功績」と呼ぶには相応しくない結果となってしまったようです。
また、国葬を実施するにあたり12.4億円の税金が使用されたことも納得できない一因といえそうです。
岸田文雄は功績無し!実績は国民の負担が増えただけ?
岸田氏の政策によって、国民の負担が増えた以下7点についてご紹介します。
- 年金納付5年延長(60歳→65歳に変更)※年金値上げ
- 退職金課税値上げ(長く働いた分だけ税金の負担が増え、退職金にまで影響有り)
- 年金支給減額(2022年4月より0.4%減っている)
- 雇用保険料値上げ(0.2%値上げ)
- 消費税15%に値上げ検討(2024年には上がるかも…。)
- 走行距離税導入検討(高速道路関係なく、走っただけで税金を支払う)
- 子ども手当廃止(将来支える人数が更に減少)
不景気のなか、税金が値上がり、給与は上がらないという悪循環で
税金の値上げが加速し、国民の負担が増えてしまいました。
消費税に至っては、2021年時点で10年は値上げしないと言っていましたが、
これについても怪しいところではありますね。
『検討』が検討のまま決定されずに済めばよいのですが…。
国民から批判殺到
直近で岸田氏に対して国民はどのようなことを思っているのか、
Twitterにて調査してみました。
こちらは2023年5月7日、韓国訪問を行った際の日本国民の声です。
岸田文雄首相は韓国ソウルで戦死者の墓地で祈りを捧げたが、靖国神社の参拝しないの何?
岸田文雄の対南朝鮮外交政策は全く賛同出来ません。日本の国益を毀損する行為だと思います。
え?岸田文雄昨日韓国行ったん?
確か昨日って統一教会合同結婚式の日じゃ…
韓国側に対しては良い印象だったかもしれませんが、日本国民からは批判的な声がこの他にも多くみられました。
爆破事件の当日、石川県での地震の際にも『散髪に行っていた』ことでも炎上しており、
今月5月時点ですでに国民の気持ちを逆なでするような行動や言動で支持率の低下も見られるようです。
まとめ
岸田氏が総理になられて1年7ヶ月ですが、前総理大臣の菅氏と比較すると功績が少なく、
国民の感覚とずれた政策を行っていることから、批判の声があがることが多くあるようです。
とはいえ、メディアでは取り上げられていない実績もありますし、
日本を良い方向に導く政治を行ってくれることを願います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。