1989年の世界選手権にて女子初のトリプルアクセルを決めて優勝、
1992年アルベールビル五輪のフィギュアスケート銀メダリストの伊藤みどりさんは
現在、福岡・北九州でスケート教室を開催しております。
そんな立派な経歴をお持ちの伊藤さんですが、
今年の5月、ドイツで開催されるISU(国際スケート連盟)が開催している
『国際アダルトフィギュアスケート選手権』のリンクに再び戻って来る!
ということで注目を集めています。
伊藤さんが40代で出会ったこの大会は、伊藤さんのスケート観を大きく変えることになったそうです。
この記事では現役を引退してもなお、輝き続ける伊藤さんの強さの秘密について調べてみました!
伊藤みどりさんの強さの5つの理由
100年に1人の選手といわれ、世界初のトリプルアクセルを成功させた方でもある伊藤みどりさんですが、その強さの秘密はいったい何なのでしょう。
ここでは5つその理由について書いていきます。
- 3歳の頃にスケートを始めた時に「スケートって歩くのより速くて簡単かも」と思った。
- 18歳の時に挑んだオリンピックで5位に終わった際に、「自分にしか跳べないジャンプで勝負するしかない」と決意し、1年の特訓を重ね世界初のトリプルアクセルを成功。
- 2度めのオリンピックのショートプログラムで転落して4位だったが、フリーの後半でオリンピックではやっぱりトリプルアクセルを跳びたい、「成功しても失敗してもやりたい。」との思いから挑みトリプルアクセルを成功させ、銀メダル獲得。
- 引退後、15年ぶり大会で「フィギュアスケートは、観戦するだけじゃなく、やれるスポーツだってことを伝えたいです。技術的には落ちているけれど、今は、ただ滑って風を感じるのが気持ち良い。スケートを好きっていう感覚を忘れずに滑りたいです。」と発言。
- 2023年のインタビューにて「自分は何が楽しくて何が向いているのかをずっと考えていたんです。そこで子どもたちと滑ること、そして自分が滑るのが一番好きなことに気づきました。」
身長145cmと小柄な伊藤さんがスピードの速い演技、バネの強いジャンプ、難易度の高いジャンプを披露できるのは、幼い頃からずっと続けている『スケートが楽しい、好き』という気持ちが大きいのだと感じました。
どんなに辛いことがあっても自分を信じて練習を続けていたことに伊藤さんの強さを感じます!
伊藤みどりの国際大会はいつ?
調べたところによるとまだ正式な日程が発表されていないようです。
去年開催されたアダルトフィギュアスケート選手権2022は、
5/25だったことから、今年もこの辺りの日程での開催が予想されます。
以下参考Twitter↓↓
ただ、残念ながら日本では放送する予定は無さそうで、リアルタイムでの応援はできないようです。
伊藤みどりの国際大会のサポートメンバーが豪華!
こちらでは、振り付け師と音源についてご紹介していきます。
音楽は「福間洸太朗」さんが担当
日本のクラシック音楽のピアニスト「福間洸太朗」さんが演奏する
「シャンソンメドレー」の音源が使用されるそうです。
福間さんご自身のTwitterでも紹介されておりました!
音源はこちら
とても素敵なシャンソンメドレーですね!
こちらの曲で伊藤さんが氷上で活躍されると思うと5月が待ち遠しいです。
振付師はデヴィッド・ウィルソン氏
デヴィッド・ウィルソン氏(56)は、カナダのフィギュアスケートコーチで名振付師です。
世界的に有名な振付師ですが、日本人選手では1990年代の中頃から名古屋に長期滞在し、
伊藤みどり選手らの振り付けを多数行った経歴があります。
過去に、羽生結弦、髙橋大輔、恩田美栄、織田信成、安藤美姫、中野友加里などといった
多くの選手の振付を担当しています。
今回も伊藤選手の振り付けをご担当されるということでどのようなパフォーマンスが見れるか楽しみですね!
まとめ
それでは最後にまとめていきます。
- 伊藤みどりさんの強さの秘密は、どんなに辛いことがあっても自分を信じて練習を続けていたこと、スケートが楽しい、好きという気持ちが大きい。
- 今大会では、福間洸太朗さん、デヴィッド・ウィルソン氏がサポート
これからも伊藤さんの活躍が楽しみですね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。